一番は確かに素晴らしいことです。
でも、
それはどこか危うい感じもします。
なぜなら、一番というのは、
何かと比較したときに
「その中でいちばんいい」
ということだからです。
比較する、つまり比べるということは
どちらか、またはどれがいいかと
いうことを決めるのです。
その中では一番かもしれないけど、
そこにないものの中に、
もっといいものがあるかもしれない。
だから私はナンバーワンよりも
オンリーワンのほうが好きです。
オンリーワンというのは絶対的なもの
ただひとつのもの、だから輝きが違う。
私たちはつい、
比較して優劣を決めてしまいます。
一番を決めるならまだしも
「〇〇さんよりはいい」などという
レベルの低い比較もしてしまいます。
オンリーワン、ただひとつのものに
なるということはそういうレベルの
低いものを寄せつけないという
圧倒的な強さになると思います。
何だって結局「オンリーワン」で
いるほうが強いと私は思います。