迷いはやる気がある証拠。

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こんばんは、麻生秀樹です！

タイトルの言葉は、
家庭用VTRのVHSを開発し、
執念の逆転劇を成し遂げた
ビクターの技術者たちの言葉です。

当時はソニーが開発した
ベータマックスという
家庭用VTRが普及していました。

しかし、
録画時間が１時間というもの。

そこで、
ビクターは２時間録画で留守録も出来る
VTRの開発を極秘で開始しました。

というのも、
当時VTR事業部は何年も大赤字で
本社からは業務用VTRの製造、販売に
絞るという指示が来ていたのです。

しかし、家庭用VTRはこれから
必ず大きな産業になるという
強い意志を事業部はもっていました。

家庭用VTRの開発を始めたものの、
うまくいかないことばかり。

この赤字続きの事業部に
ついにリストラの命令も。

しかし、VTR事業部の部長は
リストラすることが出来なかったのです。

本社からは切り離され､
独立採算制の部署になり、
もう後がない状況でした。

そんな中、大手のソニーが
家庭用VTRの開発に
ついに成功したのです。

このVTRの規格がベータマックス。

ビクターは開発を繰り返して
ようやく試作機が完成し、
さらに試作を繰り返して
意地と執念で開発されたのが
後に世界規格となるVHS規格。

奇跡とも思える大逆転を
窓際族が成し遂げたビクター。

この逆転劇を生み出したのは
はじめの一歩を踏み出したことです。

VTR事業部には
「もうどうしようもない」
「でもこのまま終わりたくない」
という迷いがありました。

しかし、
やる気の火は消えてなかったのです。

技術者たちの意欲は衰えることなく
彼らは夢中になって開発し、
ついにソニーを逆転しました。

まさに、
「迷いはやる気がある証拠」
そのものです。

迷ったときは、一歩踏み出すことを
意識していきたいですね。

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